歯のケアを忘れずに!

 
院長の八塚です。
 
じっと春を待ち続けていたお花の蕾も、すこしずつほころんで参りました。
春は出会いと別れの季節です。
新たな旅立ちを迎えておられる方、旅立ちを見送る方も多いかと思います。
特に親子の場合は、親離れ、子離れという形を取ります。
進学、就職で親元を離れる子供達は期待と不安の入り交じった気持ちで、
この春の匂いと感覚を体で感じ取り、長くその人の記憶に刻んで行くのでしょう。
 
親の方から考えてみると、子育ての期間は生まれてから大体20年足らずで、
きちんと育てられたのかこれまた不安の混じった気持ちで送り出すものです。
三つ子の魂、百までと言いますが、幼少のころに身についたものは良いも悪いもその一生に関わってきます。
そう考えると、教育ってすごいですね。
歯科医院での歯ブラシ指導や甘い物の制限指導なども、教育の一つで、
その人の歯の一生を決めてしまうかもしれないと思うとつい力が入ってしまいます。
 
子供の時から、躾と同様に歯ブラシの仕方や食事の摂り方をきちんと身につけたお子さんは、
本当にむし歯もなく、詰め物のないきれいな歯を持たれていて、羨ましくなるほどです。
それと同時に保護者の方のご指導に敬服することも多いです。
 
一見、簡単に見えるブラッシングですが、奥が深く、目から鱗の落ちることも多々ありますので、
見直してみてはいかがでしょうか?