院長の八塚です。
今年の冬は例年に比べて、寒さが厳しいようですね。氷点下の日が続くと、外に出るのが億劫になり、雪かきの欠かせない北国の人は「本当にすごいなあ」と実感します。
春を待ち続ける我慢強さなどは、温暖な地域の私達より優れているのではないかと思います。
北半球の国々でも、異常な低温が続いており、地球は温暖化ではなく、小氷河期に入ったのだという説も出ています。科学が発達しても、自然の前では無力であるという事実はまだまだ続くのでしょう。「畏れ多い」という言葉がありますが、太古の人々のように、自然の前に頭を垂れ、お祈りを捧げることはいつの時代になっても大切です。地震予知も難しく、今の時代になっても、占いや予言の方を信じる人も多いくらいです。いくら心配してもきりがないので、自分も自然の一部と考え、今生きていることに感謝し、おごり高ぶることなく生き、四苦を受け入れて亡くなっていくのが理想かもしれないなあと思うこの頃です。とはいえ、病気の苦しみも耐え難いものです。特にインフルエンザが流行ってきていますので、うがいや手洗いで予防していきましょう。