ラグビー日本代表

院長の八塚です。 

台風の被害のさなか、日本中に力を与えたのはラグビー日本代表でした。

ラグビーと言えば、ユーミンの「ノーサイド」という歌が流行った1980年代に高校・大学ラグビーを熱心に見た記憶があるのですが、今回のW杯では世界の強豪国が集まり、その迫力が桁違いでした。つくづくラグビーというのは自己犠牲で成り立っているスポーツだなと思いました。

自分が潰されることで仲間のスペースをつくる、自分が盾になって相手を止める、そうすれば他の誰かがトライを決めてくれる、そう信じて前へ進む姿は美しかったです。屈強な男たちがガチンコ勝負するのですから、いくら鍛えているとはいえ、痛くない訳はありません。恐くない訳がないでしょう。それを越える「勇気」を持った者たちだからこそ、ノーサイドの時にはお互いを讃え合うことができるのですね。

まさに「自己犠牲と勇気のスポーツ」です。ブレイブ・ブロッサムズと称される桜の戦士は多国籍の集団でありながら、君が代の意味を学び、武士道に精通する者たちです。

ONE TEAMの名のもとに結束する姿を見ていると、地球温暖化や環境問題に対しても、世界中が結束できる可能性を示してくれているような気がしました。