新型コロナウイルス

周南市 やつづか歯科医院 院長の八塚です。
暖冬が終わりを告げ、春が到来しました。

新型コロナウイルスで、各方面への自粛要請が続いています。

入社式なども中止や延期になっており、人生の門出のお祝いも例年と違った感じになっています。

人ごみの多い都会と違い、ここ周南では人混みというまで人は溢れることはなく、散歩していても何一つ日常と変わらない感じがします。それなのに、イベントが軒並み中止になり、ここまでしなくても良いのでは?と思うこともあります。

しかし、イタリアやニューヨークのようにアウトブレイクしてしまうと、病院に駆け込む患者が溢れ、たちまち医療崩壊してしまいます。当然、致死率も上昇し、風評が風評を呼び、パニックが起こるでしょう。病院に駆け込んでも、すぐには検査が受けられず、感染の機会も増えるので、まずは落ち着いて症状回復に努めましょう

品切れが続くマスクですが、私たち医療関係者の間でも、マスクの不足は大変深刻です。2月早々から入荷が滞り、入荷のめどが立ちません。どこまで持ちこたえることが出来るかわからない状態です。

巷ではPCR検査数を増やすべきだと言っていますが、マスクも無い状態では検査さえできません。今回、うまくコロナウイルスが終息したとしても、新たなウイルスが発現することが考えられます。

人間は清潔な物質ではなく、あくまでも大型動物であり、ウイルス側からすると、飛行機で世界中を飛び回るこの大型哺乳類はこの上もない上質な宿主に見えるでしょう。ウイルスのやりたい放題にさせないように、彼らにはない思考力を発揮して被害を留めたいですね。