ひとりひとり違います

院長の八塚です。

 全世界が混乱した2020年が暮れ、無事に新年が明けたことに感謝しています。コロナウイルスに感染力の高い変異種が現れ、日本にも上陸しました。ウイルスの本質からすると、宿主が多量に居て、たやすく感染でき、宿主を殺すことなく生かして増殖するのがウイルスにとって最高の環境です。

そう考えると、今回の変異種の発現は自然の理に叶っています。コロナウイルスには人工説、陰謀説等々ありますが、全てを人為的にコントロールできないので、大筋は自然の摂理に従っています。ウイルス自体に悪意はなく、地球的観点からすると増えすぎた大型哺乳類の増殖制限に働いているように見えます。人間はもっと謙虚に、そして自然に敬意を払わねばならないのでしょう。

 医療機関の破綻は、万が一事故、病気が起っても、この期間に高度な医療は受けられないことを意味します。年配の方はよくよく自己管理を行ってください、若者は無茶をしないことが重要になってきます。

人間が有史以来、衣食住を充足し、さらなる安心・安全を求め、大量生産・大量消費的社会が進みすぎて来た反動かもしれません。人間の体の構造は同じなのですが、ひとりひとり育った環境、食べてきた物は全く違い、思考・行動も全く違うことから、万人に効く薬はありません。ひとりひとり違います

サプリメントも「売上No.1」などと言うCMに洗脳されることなく、自分に本当に合っているかを考え(感じ)ましょう。ひとりひとりの身体は自己治癒能力があり、いろいろなしがらみでその力が十分発揮できていないだけです。この機会に食べ物・運動・睡眠を見直して、自分の本来の能力を少しでも引き出しましょう!