院長の八塚です。
先日、日本歯科医学会の学会が開かれ、コロナ禍ということで、リモートで受講しました。秋の学会シーズンではありますが、なかなか会場に行くことができない中、机上で受講できるとは、なんとありがたいことでしょう。
日本歯科医学会は、日本で最大の歯科学会です。各セクションに別れて同時進行で進んで行くので、通常は一つの会場に入ってしまうと、他のセクションの講義が聞けなくなってしまいます。
でも今回はPCやiPadで画面を切り替えるだけで、他のセクションに飛べるので、見逃しがなく、嬉しい限りです。
毎回、開会式では有名人が歯科と関連した公演をするのですが、今回は環境大臣の小泉進次郎氏が出演されました。まさか、自民党総裁選の真っ只中の時期になるとは思っておられなかったようです。
演説の旨さはさすがでした。持続可能な環境をいかに作るかの課題が、政治や経済、消費生活、雇用、あらゆる分野で最優先にされる世の中がやってくると力説されました。
ディスポーザルという使い捨ての器材が当たり前になっている医療界も、環境問題に取り組む必要があります。たしかに、缶コーヒー1つにしても、飲む前までは容器に包装が施され、運搬や冷蔵、保管に資源が使われ、飲み終わった途端にゴミに変わってしまうと思うとむやみに買えません。
ペットボトルや缶の飲み物をできるだけ買わず、水筒を持ち歩くだけでも、環境に優しくできますね。