世の中の捉え方

院長の八塚です。

2021年も残り1ヶ月となりました。一年の過ぎるのが、とても早く感じます。何はともあれ、この一年間、医院スタッフ一同が無事に仕事を続けられたことに感謝です。

世の中では、コロナ感染拡大や、オリンピック・パラリンピック開催、衆議院選挙、SDGsの推進など、色々な出来事がありましたが、個人的に思うのは、自分の周りで起こったことしか、本当に経験した実感が湧かないということです。

これが江戸時代以前の世の中だと、世界中のことは何もわからず、自分の周りの地域で起こったことが全てであり、それ以外のことは気に止める必要はありませんでした。

現代では、全世界で起こった悲惨な出来事もニュースとして流れ、深く印象に残るので、「最近は物騒な世の中だな」になってしまいます。

でも、よくよく自分の周りを見渡してみると、酔っ払いは激減しているし、交通事故も少なくなっているし、失業保険もあるし、飢餓で亡くなる人もいないし、昔と比べると随分と良い世の中になっている気がします。それらは、世の中を良くしようとした先人たちの努力のお陰ですね。

ニュースでは、事件や事故の報道が多く、あまり良いことが報道されません。ニュースばかり見ていると、ついつい暗い気持ちになってしまいます。でも、世の中には人知れず善行を積んでおられる方が無数にいることを心に留めておきたいですね。