院長のやつづかです。

9月になりました。

100年前のちょうど9月1日、関東大震災が起こりました。

被災者190万人、死者行方不明者10万人の大変な被害が起こりました。

9月1日は防災の日です。最近ではハワイのオアフ島の大火災が話題になりましたが、地球の気候変動と相まって、いつどんな災害が起こるかわかりません。

100年経っても、地震予知はできないし、自然の猛威の下には私たち人間は避難するしかないようです。

近年では地震だけでなく、大雨や土砂崩れなどの災害も起こりやすくなっています。

盛り土で宅地造成した地域の大規模な土砂崩れが人災であるとの報道もありましたが、山が荒れ、道路や護岸コンクリートが地中の水脈のながれを堰き止めていることも原因になっています。

身近なことで言うと、これまで稲が育っていた田んぼに今年は水がこないとか、害獣に作物を食い荒らされるとか、熊の目撃が増えたなど、被害が目立つようになってきています。

 

その対策として造園技師、矢野智徳(やのとものり)さんという方が中心となって、木々の声を聞き、水脈を取り戻し、大地の再生を促す活動をされています(大地の再生プロジェクト)。

そして、私たちもそのお弟子さんたちに習って、自然に人がアプローチする方法のひとつ、”風の草刈り”を実体験してきました。

夏場になると、草むしりが大変です。チェーンソーで、がんばって根こそぎ草刈りしてしまうと、植物は反発して余計に葉や根を伸ばそうとするらしいのです。

この前、草刈りしたのにもうこんなに草ぼうぼう!ということはありませんか?その草刈りも、強い風で草木が揺れたり、折れたりする部分で、カマで刈ってあげるとうまくおさまるそうです(かぜの草刈り)。

そして、そういった草刈りの仕方をすることで、風の通り道ができ、ひいては地下の水脈にまで良い流れを取り戻すキッカケとなるそうです。

「草刈りが大変なんよ〜」「水捌けが悪いんよ〜」という方は、「杜人〜環境再生医、矢野智徳の挑戦」や「風の草刈り」をYouTubeで検索してみてください。