医療過疎

院長のやつづかです。日差しが暖かく、春の陽気を感じるこの頃です。

先日、周南市の藤井市長と対談する機会をいただきました。

私が理事をしている保険医協会主催で、他の医科の先生方と一緒に市役所にて市長との会談を行いました。周南市の北部地域の医療過疎についてが議題でした。

周南市は徳山市・新南陽市・鹿野町が合併したため、山あり、海ありの自然豊かな市ですが、実は人口のほとんどが沿岸地域に集中しています。

人口13万7千人のうち、12万7千人以上が街なかといわれる平野部に住んでいて、北部の須々万、須金、鹿野、八代、などの地区に住んでいる方は合わせても9千人しかおられないそうです。

高齢化と過疎化が進むなかで、医療をどう支えていくかの話でした。

少子高齢化はどこの自治体でも、大きな問題になっています。昨年の日本全体の出生数は75万人と過去最小を記録しました。

働き手がいなくなる中で、医療の質をどう保っていくかも、切実になってきそうです。

歯科医院でも、慢性的に歯科衛生士不足ですし、歯科技工士に至っては成り手が非常に少なくなってきています。

そんななかで、私たち現役世代が長く頑張っていく必要がありそうです。