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お子様のお口の健康を守りましょう!

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のブログページです。

こんにちは。3月3日はひなまつり。ひなまつりに飾る桃は魔除けや長生きの象徴の意味合いがあると言われています。

このことから女の子の健やかな成長を祈るひなまつりに飾られるようになったのかもしれませんね。

子供の頃からの習慣は大人になっても続くことが多いものです。口腔ケアや食習慣に関しても幼い頃からしっかり習慣づけてあげましょう

●幼い頃から色々な味・食感の経験をさせる

味覚の成長は3~4歳頃までが著しいと言われます。濃い味を避け、さまざまな食材に触れさせてあげましょう。

ジャンクフードや甘いお菓子などは癖になりやすいので、たまのお楽しみ程度に抑えておきましょう。

●ダラダラ食べは厳禁
ダラダラ食べはむし歯になりやすいので、時間を決めて食べる習慣をつけましょう。

●食事はよく噛んで食べる
よく噛んで食べると唾液がよく出ます。唾液の効果で消化が良くなり、むし歯予防にもつながります。時間をかけて食べることは肥満・生活習慣病予防にもなります。


●食べたら歯磨き!

幼い頃から歯磨きの習慣ができていると「歯磨きをして寝ないと気持ち悪い」「口の中に食べ物の味がずっと残っているのが嫌だ」という感覚になります。小学校低学年頃までは仕上げ磨きをしてあげてください。

●定期検診を受けましょう
定期検診を受けることにより、むし歯などの異常が早期発見できます。フッ素塗布やクリーニングを定期的に受け、むし歯予防に努めましょう。

 

お口の健康は身体全体の健康につながります。

健康なお口を保ち、自分の歯で美味しいものを食べ、健康に過ごせるように、お子様に良い習慣をプレゼントしてあげてくださいね。

 

医療過疎

院長のやつづかです。日差しが暖かく、春の陽気を感じるこの頃です。

先日、周南市の藤井市長と対談する機会をいただきました。

私が理事をしている保険医協会主催で、他の医科の先生方と一緒に市役所にて市長との会談を行いました。周南市の北部地域の医療過疎についてが議題でした。

周南市は徳山市・新南陽市・鹿野町が合併したため、山あり、海ありの自然豊かな市ですが、実は人口のほとんどが沿岸地域に集中しています。

人口13万7千人のうち、12万7千人以上が街なかといわれる平野部に住んでいて、北部の須々万、須金、鹿野、八代、などの地区に住んでいる方は合わせても9千人しかおられないそうです。

高齢化と過疎化が進むなかで、医療をどう支えていくかの話でした。

少子高齢化はどこの自治体でも、大きな問題になっています。昨年の日本全体の出生数は75万人と過去最小を記録しました。

働き手がいなくなる中で、医療の質をどう保っていくかも、切実になってきそうです。

歯科医院でも、慢性的に歯科衛生士不足ですし、歯科技工士に至っては成り手が非常に少なくなってきています。

そんななかで、私たち現役世代が長く頑張っていく必要がありそうです。

3月の医院からのお知らせ

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のお知らせページです。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

3月

・木曜日  7日・14日・21日・28日 

・祝日  20日(水/祝)

その他毎週日曜日も休診となります。

4月

・木曜日  4日・11日・18日・25日

・その他  29日(月/祝)

その他毎週日曜日も休診となります。


甲の辰(きのえのたつ)の年に思うこと

院長のやつづかです。

新しい年が明けて、いきなり大地震が能登半島を襲いました。羽田空港では、日本航空機が海保の飛行機と接触、大炎上となりました。震災とその関連でお亡くなりになられた方々、海保機搭乗員の方々のご冥福をお祈りいたします。

今年は、甲の辰(きのえのたつ)の年ということで、龍が天に昇るように、物事が明らかになっていくという年だそうです。

これまで、さまざまな情報が入り混じり、混沌とする中、向かうべき道が見えない状態が続いていましたが、時間と共に嘘や悪意が明らかになり、次第に白黒はっきり見えてくるような年になる予感がします。

コーヒーにミルクを入れて混ぜると、乳褐色になりますが、その逆回転の映像のように、白黒が2つに分かれてくると私たちには分かりやすくなります。

話は変わりますが、大災害が起こると、まず困るのが水と食料です。

先日、新周南新聞社が、市の備蓄品の状況を記事に載せていました。周南市1万7千食、下松市1万6千食、光市3千食だそうです。

周南市では市民の十分の一が被災した場合、一人当たり一食分しか備蓄がありません。何かあったら、自分の身は自分で守れということですね。

南海トラフ地震の可能性もある今、上関に原子力発電所をつくる必要性も安全性も無いように思います。人口減少による自治体の危機をお金で解決しようとして、何万年と続いてきた自然の豊かさを引き換えにするのは、短絡思考にしか見えません。           

オーバーブラッシング

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こんにちは。毎日寒い日が続きますね。インフルエンザがまた流行っています。手洗いうがいなどしっかりして予防に努めていきましょう!

みなさんは、歯を磨く時の力加減を意識していますか?ご家族と一緒に暮らしていらっしゃる方で、家族よりも自分の歯ブラシの毛先が開くのが早い…という方はいませんか?それは「オーバーブラッシング」かもしれません。

オーバーブラッシングとは、「歯磨きの時に力を入れ過ぎていたり、長い時間磨き過ぎていたりして歯や歯茎が傷ついてしまうこと」です。

 

歯磨きは歯についた食物やプラークを落とすだけではありません。むし歯や歯周病の原因となる「細菌」を落とすことも重要な目的です。

細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットにたくさん潜んでいます。歯磨きでそのポケットの中の汚れをかき出すことが重要です。

歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまうほど力を入れて磨いているということは、歯と歯の間や歯周ポケットの中に毛先が入らず、歯の表面だけしか磨けていないということになります。

また、歯茎は柔らかい組織なので、歯ブラシのナイロンでゴシゴシすると傷つき、歯茎が下がっていってしまいます。歯茎が下がると、歯茎に守られていたむし歯になりやすい歯の「セメント質」が露出してしまい、かえってむし歯になりやすくなります。

下がってしまった歯茎は元に戻ることはありません。さらに、硬い組織である歯も徐々に傷ついていき、知覚過敏を起こしてしまいます。

オーバーブラッシングを防ぐにはまず、ペンを持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く左右に動かすようにしてみましょう。

歯の表面だけ磨くのではなく、歯と歯茎の境目も優しくしっかり磨いてあげてくださいね。手の甲を歯ブラシで磨いてみて、痛いようであれば力の入れ過ぎです。

歯磨きのやり方は歯科衛生士から詳しくお伝えできますので、気になることがありましたら、お気軽に歯科にご相談くださいね。

2月の医院からのお知らせ

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のお知らせページです。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

2月

・木曜日  1日・8日・15日・22日・29日

・その他  9日(金)~12日(月/祝)・23日(金/祝)

その他毎週日曜日も休診となります。

3月

・木曜日  7日・14日・21日・28日 

・祝日  20日(水/祝)

その他毎週日曜日も休診となります。


新年を迎えて

院長のやつづかです。

2024年が始まりました。今年はどんな年にしたいですか?

世の中、実にさまざまな事が起こりますが、一番大切なのは自分の意識だと思います。

簡単に言えば、悪く思えば悪い方向へ、良く思えば良い方向へ向かいます。同じ事が起こっても、受け取り方は人によって正反対であったりします。

「禍福は糾える縄の如し」という言葉があるように、物事の良し悪しは、一見ではわからないものです。

月刊誌「致知」を読んでいると、過去や現代の偉人の方が多く語られています。

どの方も、苦境や逆境があったからこそ、自分が成長できたと言われています。

私も苦しいと、つい愚痴や文句が出てしまうのですが、今年はもう少し成人にならないとなぁと思います。

さて、今年はどんなことが起こるでしょう?楽しみです。

入れ歯のお手入れ

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のブログページです。

こんにちは。2023年も残すところあとわずかとなりました。

本年も大変お世話になりました。

来年も地域の皆様の歯の健康をサポートできるようスタッフ一同努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。


ところで、入れ歯を利用している方が使用している「入れ歯の洗浄剤」。皆さんは、どのような基準で選んでいますか?

ひとくくりに「入れ歯の洗浄剤」といっても、色々な種類があり、それぞれ特徴があります。今回は、入れ歯のお手入れについて解説いたします。

①過酸化水素系(水に入れると泡が出るもの)
・入れ歯に付着した食べカスや着色を取り除くのが得意。
・洗浄時間が短く済む。
・細菌の除去効果は期待できない。
・部分入れ歯のクラスプ(金具)が変色することがある。

②酵素系
・入れ歯に付着した食べカスや歯垢、細菌などを取り除くのが得意。
・脱臭効果がある。
・着色汚れの除去効果はあまりない。

③次亜塩素酸系
・強力な殺菌力がある。
・着色汚れの除去や入れ歯の人工歯の色を白く保つことが期待できる。
・部分入れ歯のクラスプ(金具)にダメージを与えることがある。
・長く漬け置くと変色を起こすことがある。

同じ「入れ歯」でも部分入れ歯と総入れ歯は使用している素材が異なります。
多くの場合、部分義歯はプラスチックと金属、総入れ歯はプラスチックでできています。使用している入れ歯に合わせて洗浄剤を選びましょう。

また、洗浄剤を使う前に必ず義歯ブラシで先に落とせる汚れは落としておき、洗浄剤への漬け置きのあとはしっかりすすぐことが大切です。

入れ歯に残った汚れや細菌で体に不調が出ることがあります。毎日のお手入れを正しくしっかり行いましょう。

ご自身の入れ歯に合うものがどれなのか迷うことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

1月の医院からのお知らせ

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診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

年末年始の休診日

12月29日(金)~1月4日(木)

2024年1月

・木曜日   4日(木)・11日(木)  ・18日(木)  ・ 25日(木) 

・祝日   8日(月)

その他毎週日曜日も休診となります。

2月

・木曜日  1日・8日・15日・22日・29日

・その他  9日(金)~12日(月)・23日(金)

その他毎週日曜日も休診となります。


やっぱり気になる「歯の着色」

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のブログページです。

こんにちは。だいぶ寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。

人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。

歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。

・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等

・タバコのヤニ

またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。

テトラサイクリン歯
(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)

加齢
(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)

むし歯、神経が無い歯の変色 

外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。

ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。

また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね。