院長の八塚です。
あけましておめでとうございます。
2017年という新しい年を迎え、気持ちも新たになっていることと存じます。
良い年になりますように。
お正月と言えば「おせち料理」。
おせち料理には、それぞれに縁起の良い意味合いがあり、
また歯に良いとされる栄養素が含まれている料理もあります。
たとえば、鮮やかな赤色でおせち料理を彩る「エビ」は、茹でると
お年寄りのように腰が曲がる様子にちなんで長寿の願いが込められています。
そしてエビの殻や尻尾には、歯や骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれます。
「たたきごぼう」などの料理で食べられる「ゴボウ」は、地中深くにしっかりと根を張る様子から
細く長く堅実に家が続くことを願い、縁起の良い食材としてよく用いられます。
ごぼうをはじめ食物繊維が多い食品は、噛むことにより歯の表面の掃除にもなり、
唾液もたくさん出ます。
食材も年々変化し、食生活も変わっていくなかで、日本の伝統としてのおせち料理も
嗜好の変化に伴い、伝えていくのが難しくなっているのかもしれません。
そう思うと、おせち料理って大切だなあと思えてきました。
2017年もどうぞよろしくお願いします。