院長の八塚です。
鬱陶しい梅雨の季節ですが、若い人の偉業がその鬱陶しさを弾き飛ばしてくれました。将棋の藤井颯太4段の連勝記録を達成しました。14歳の若さで、なぜそれほど強いのでしょうか?こうなってくると、経験値は意味の無いものと捉えられてしまうのか?という気もします。それが天才というものなのでしょうね。近年はITの発達も著しく、人工知能(AI)との対戦も脚光を浴びました。チェスと囲碁に関しては、AIの勝利ですが、先日行われた将棋でも名人をAIが破って、いよいよ知能においても、コンピューターに人間が勝てなくなって参りました。AIは過去の名人対局をすべて読み込んでいて、人間なら100局覚えるのも大変なところ、何万局も記憶しているそうです。また、王将を守るというセオリーを無視して、新しいバリエーションを考え出すそうです。医療においても、臨床データを入力すれば、ベテランの医師よりも正しい診断を下すと言われています。パターン化された仕事、こなせば良い仕事はどんどんAIにとって変わられる時がそれほど遠くない気がしてきました。医院の受付なども、機械がする方が、ミスもなく、労働時間に縛られることもないので、どんどん機械化されているようです。個人的には、診療を受けて疲れたあとに、受付で笑顔と気遣いある言葉をかけてもらえるほうが、よほど良いと思っていますが。
7月になり、ますます蒸し暑さが増してきました。十分に水分補給をしていただければと存じます。