院長の八塚です。
6月に入りました。今年も早半年近くが過ぎましたね。自粛で自宅にいる時間が長く、学会や講演会受講などで出かけることが皆無だったためか、何も行事が無いうちに、月日が経ってしまった感があります。
とは言え、頭の中は昨年の自分とは全く変わりました。仕事の意味、生きることの意味、世の中との関わり、自分の存在意義、、、みなさんも色々と考えられたのではと思います。
歯科医師として、この仕事を生業にしてきましたが、歯を削ることが仕事ではなく、身体を守ることが本来の仕事であることがハッキリとわかりました。
これから口の中の重要性がますます高まります。人の口は、食べ物を食べるだけでなく、呼吸を行い、細菌やウイルスを防御し、腸内細菌や血液中の細菌にまで影響を及ぼす大きな役割を担っています。人の口は命を守る第一ゲートなのです。このゲートをきちんと機能させることが私たち歯科医師の仕事です。
この仕事を請け負うことができる幸せを感じます。脳は自我を創り出し、自己の身体の声をなかなか聞いてくれません。ですから、身体のことを学習して、身体に負担を強い過ぎているところは正し、気にかけてあげ、自分の身体のことを大切にしましょう。筋トレでは、使う筋肉を意識し、見てあげてトレーニングすると、その筋肉の成長が早いそうです。脳がちょっと意識することで、身体も良い方向に向かってくれるし、それでこそ外部からの侵入ウイルスから守ってくれる免疫力を発揮できるのだと思います。