食べ物の大切さ

院長のやつづかです。6月になりました。気象庁によると、5月末の時点で、梅雨に入ったらしいとのことです。

6月というと、梅雨のイメージでしたが、近年では台風がきたり、猛暑や寒冷など、気候変動が激しいイメージとなり、体温調節も難しい時期です。

天候不順になって心配されるのが、農作物の生育です。先日もTVで、田植えの話題や、桃の実への袋掛けの話題などが報道されていました。

手塩に掛けて育てた作物が一日にして商品にならなくなってしまうことを思うと、無事に育ってくれることを祈るしかありません。

数ヶ月〜一年かけて育てたとしても、収入になるのは収穫後だけですから、農家の方々のご苦労は大変だと思います。

「日本の農業が危ない」と兼ねてから言われていますが、農業に従事されている方をもっと大切にしないといけないと思います。

いざとなると、人が生きて行くために必要なのは、まず、水と食糧です。食糧生産に携わっている方には、減税や補助金などの支援を行い、日本の食糧生産を継続して支えやすい環境作りが必要です。海外から輸入が途絶えると、自給率の低い我が国はたちまち食糧不足に陥ることが明白です。

 物価高騰の折、食費を抑えざるを得ない傾向があります。ですが、安い食べ物にはそれなりの理由があって、ずっと食べ続けると体を壊し、医療や薬に頼るようになり、欧米型の疾患にかかりやすくなることは、日本の医療費やがんの増え方から分かっています。

食生活が昔の日本と大きく変わったことが、現代の病気の根本的な原因です。いろいろな病気がありますが、原因を検索してみてください。原因が書かれていない病気ばかりです。

本当の原因は、生活習慣、特に食事が変わったことだと思います。何を食べるのかが分かれ目になっていることを意識し、自分の体のことは自分で守りましょう。(院長)