『知ることは守ること』

院長の八塚です。

3月になりました。春の足音が聞こえてきました。この冬はほとんど雪らしいものを見ずして、春を迎えるのかも?ただ、3月に入っての大雪もありえますので、まだ、わかりませんね。

 先日、海風診療所の沼田医師の講演を拝聴しました。西洋医学は病気を定義する医学であるために、未病の時期には打つ手がなく、原因を抑えることよりも症状を良くすることに重きが置かれている、一時治療で良くなっても、体質や生活習慣、考え方が変わらなければ再発してしまう私たちには予防医学が必要、というお話でした。彼の病院は食事療法を始め、ァスティングや鍼灸、整体、心理学的アプローチなど複合的な見地から、体を良くする設備が整っています。もおすすめします。

 歯科でも最近では、歯を修理するのではなく、口腔を始め、全身の機能を正常にするという見方が増えてきました。やつづか歯科医院では以前から、お口の健康を通して体の機能を良くすることをメッセージにして参りましたが、沼田医師の話を聞いて、方向性に間違いはないと心強く感じました。ご自身の体ですので、よくご自分の体のことを知っていただければと思います。

『知ることは守ること』。この言葉は、無類の昆虫愛好家である私の友人の名言です。意味は、自然や動物、昆虫たちのことを知れば知るほど、その大切さやありがたさがわかってきて、それを守ろうとする気持ちが湧いてくるというメッセージです。ご自分の体のことも、知れば知るほど守りたくなってきますよ!