やっぱり気になる「歯の着色」

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のブログページです。

こんにちは。だいぶ寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。

人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。

歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。

・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等

・タバコのヤニ

またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。

テトラサイクリン歯
(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)

加齢
(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)

むし歯、神経が無い歯の変色 

外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。

ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。

また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね。 

季節がめぐる

今年も年の瀬となり、あと1ヶ月となりました。

11月末になっても、気温が高く、暑い日が続いたので、もう師走!?何か実感が乏しい気がしております。心なしか、紅葉もいつもの年より、鮮やかさがもの足りないように見えます。

紅葉は、落葉樹が朝晩の気温の変化に対応して、葉を色づかせるものですが、同じ場所で撮った紅葉の写真を見直してみると、たしかに2年前の方が綺麗だったなあと思います。

でも、こうやってきちんと季節がめぐってくれることは、とても有難いことで、毎年、多少の変化はあれど、太古から日本人が感じてきた季節の移り変わりは、これからもずっと続いてほしいものです。

外国人にとっては、なぜか虫の音が雑音にしか聞こえないという話をご存知でしょうか?虫の音を楽しむ、そういった感性が昔から育まれてきた民族が日本人です。

ちょうどいま、季節の変わり目ですが、風や匂いや自然の音を感じてみてはいかがでしょう

12月の医院からのお知らせ

周南市の歯医者、やつづか歯科医院のお知らせページです。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

12月

・木曜日  7日・14日・21日

・その他  29日(金)・ 30日(土)

その他毎週日曜日も休診となります。


年末年始の休診日

12月29日(金)~1月4日(木)


2024年1月

・木曜日   4日(木)・11日(木)  ・18日(木)  ・ 25日(木) 

・祝日   8日(月)

その他毎週日曜日も休診となります。

日本の資源

院長のやつづかです。

早いもので、今年もあと2ヶ月となりました。今年の秋は台風が来なかったので、何か違和感を感じます。例年に比べると、降水量も少ないようで、ダムの給水制限も行われています。

ダム湖の周りを見てみると、湖面が下がって、土が剥き出しになっている所が目立ちます。

やはり、水は大切です。日本は資源が無いと言われますが、水資源だけでも、他国からすれば羨まれている国だと思います。

雨が降り、山々が潤い、川に流れ、海に注ぐ、日本人からすれば、当たり前の光景ですが、中東の国々からすると、羨ましい光景なのでしょう。

日本の国土が持っている森林資源、水資源、海洋資源を後世にずっと残していかないといけませんね。

 

11月の医院からのお知らせ

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診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

11月

・木曜日   9日(木)  ・16日(木)  ・ 30日(木) 

・祝日   3日(金)・ 23日(木)

その他毎週日曜日も休診となります。


12月

・木曜日  7日・14日・21日

・その他   8日(金)・29日(金)・ 30日(土)

その他毎週日曜日も休診となります。

 

ラグビーワールドカップ

院長のやつづかです。

10月になりました。朝晩は気温が下がり、ずいぶんと過ごしやすくなってきました。

今、フランスでラグビーワールドカップが開催されています。4年前の大会でもブレイブブロッサムズジャパンが快進撃しましたが、ラグビーは面白いですね。

近年のラグビーのルールはとても厳しく、ちょっと高い位置で相手に当たったりしても危険なタックル(ハイタックル)とみなされ、反則をとられます。その反則で試合の流れが大きく変わったりしますので、瞬間瞬間で正しい攻撃正しい防御ができるよう激しい練習を積む必要があります。

でも、いつも思うのですが、ラグビーほど自己犠牲を必要とされるスポーツはないですね。野球にも犠牲バントというのがありますが、ラグビーはすべてがフォア・ザ・チームです。痛くても苦しくても、チームのためにがんばるという気迫が伝わってきます。

今年、世界野球で世界一に輝いた栗山監督は、「自分がみんなのためにできる何か、それをさぼったときには勝利の神様は決して微笑んではくれない」と語っていました。

人間一人一人が独力で出せる力は知れたものです。自分のためだけでなく、みんなのことを想う方が大きな力を出せるものです。

とくに昔から日本は個々の力より、集団とかチームの力で歴史を切り開いてきた民族なので、個人主義全盛とはいえ、さまざまな分野でも力を合わせ、世の中がより良い方向に向いていってほしいと願います。

 

秋の味覚

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厳しい残暑も少しずつ落ち着き、ようやく秋の気配が感じられる頃となりました。

秋といえば食欲の秋ですが、近年は秋の味覚の代表格であるサンマの価格が上がり、すっかり高級魚になってしまいましたね。

味覚には五つの種類があり、「塩味・苦味・甘味・酸味・旨味」があります。

よく「幼い頃は薄味にして素材の旨味を味あわせましょう」と言われますが、それは幼い頃の経験によって好む味や甘味・塩味などの加減が人生でずっと影響を受けるからです。

幼い頃に濃い味に慣れてしまうと、薄味ではもの足りなく感じてしまうようになります。

また、大人になって味覚が変わることもあります。

例えばサンマのハラワタが幼い頃はただ苦くて苦手だったのに、大人になるとそれが美味しく感じるようになることがありますね。

みなさんにも似たような経験があるのではないでしょうか。

人工的に加えられた甘味や塩味などは病みつきになり、食べることをやめられずつい食べ過ぎたりすることがありますが、素材に含まれる旨味はほどほどのところでやめることができる、依存性がない美味しさです。

やはり健康のためにも、幼い頃にどのような食の経験をして、どのようなものを好むようになるかということはとても大切なのです。

 

日本には四季があり、季節ごとに美味しいものがたくさんあります。

味覚の成長は3~4歳頃までが著しいといわれます。

さまざまな食材や食感、味を繰り返し経験させて味覚を育ててあげましょう。

苦手そうに見えたものでも、見た目や調理法、食べるときの環境などによって好んで食べることもあります。

決して無理強いせず、長い目で見守ってあげましょう。

「ゆっくりよく噛んで食べる」「食べたら歯磨き」という習慣もつけてあげてくださいね。

 

10月の医院からのお知らせ

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診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

10月

・木曜日  5日・12日・19日・26日

・祝日   9日(月)

・その他    30日(月)・ 31日(火)

その他毎週日曜日も休診となります。


11月

・木曜日  2日(木)  ・ 9日(木)  ・16日(木) ・ 23日(木) ・ 30日(木) 

・祝日   3日(金)・ 23日(木)

その他毎週日曜日も休診となります。


医院からのお知らせ

10月13日(金)から18日(水)まで医院となりの24時間駐車場が工事のため使用できません。

恐れ入りますが、期間中は他の駐車場のご利用をお願いいたします。

風の草刈り

院長のやつづかです。

9月になりました。

100年前のちょうど9月1日、関東大震災が起こりました。

被災者190万人、死者行方不明者10万人の大変な被害が起こりました。

9月1日は防災の日です。最近ではハワイのオアフ島の大火災が話題になりましたが、地球の気候変動と相まって、いつどんな災害が起こるかわかりません。

100年経っても、地震予知はできないし、自然の猛威の下には私たち人間は避難するしかないようです。

近年では地震だけでなく、大雨や土砂崩れなどの災害も起こりやすくなっています。

盛り土で宅地造成した地域の大規模な土砂崩れが人災であるとの報道もありましたが、山が荒れ、道路や護岸コンクリートが地中の水脈のながれを堰き止めていることも原因になっています。

身近なことで言うと、これまで稲が育っていた田んぼに今年は水がこないとか、害獣に作物を食い荒らされるとか、熊の目撃が増えたなど、被害が目立つようになってきています。

 

その対策として造園技師、矢野智徳(やのとものり)さんという方が中心となって、木々の声を聞き、水脈を取り戻し、大地の再生を促す活動をされています(大地の再生プロジェクト)。

そして、私たちもそのお弟子さんたちに習って、自然に人がアプローチする方法のひとつ、”風の草刈り”を実体験してきました。

夏場になると、草むしりが大変です。チェーンソーで、がんばって根こそぎ草刈りしてしまうと、植物は反発して余計に葉や根を伸ばそうとするらしいのです。

この前、草刈りしたのにもうこんなに草ぼうぼう!ということはありませんか?その草刈りも、強い風で草木が揺れたり、折れたりする部分で、カマで刈ってあげるとうまくおさまるそうです(かぜの草刈り)。

そして、そういった草刈りの仕方をすることで、風の通り道ができ、ひいては地下の水脈にまで良い流れを取り戻すキッカケとなるそうです。

「草刈りが大変なんよ〜」「水捌けが悪いんよ〜」という方は、「杜人〜環境再生医、矢野智徳の挑戦」や「風の草刈り」をYouTubeで検索してみてください。

 

オーラルフレイルを防ぎましょう

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こんにちは。9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。

つい冷たいものやあっさりしたものばかり食べてしまいがちですが、しっかり食べて、しっかり休んで、夏の疲れを癒しましょう。

 「最近噛めないものが増えてきた」

 「飲み込むときにむせることがある」

 「しゃべりづらくなった気がする…」

そういった些細なお口の衰えを感じることはありませんか?

そのような衰えが重なっていくと、「オーラルフレイル」という、お口周りの筋力の衰えから始まる心身の機能低下につながっていきます。

食事がうまく摂れず、栄養不足に陥る。話しづらく人と話すのがおっくうになり、家にこもりがちになる。動かないので筋力が衰える…。そういった負の連鎖が起こってしまいます。

オーラルフレイルの主な原因には、

  1. 加齢による筋力低下
  2. 歯の本数の減少     などが挙げられます。

歯の数が少ないほど、フレイルや認知症、寝たきりになる確率があがります。

若いうちからしっかり歯のケアをし、歯科検診を受け、なるべくたくさんの歯を残すことはとても大切です

また、以下のような体操を行うことでお口周りの筋力低下を防ぎましょう。

【お口・舌の動きをスムーズにする体操】

◆パタカラ体操

パパパパパパパパ…カカカカカカカカ…と8回ずつを2セット行います。

 → 唇をはじくように

タ → 舌の先を上前歯の裏につけるように

カ → 舌の奥を上顎の奥につけるように

ラ → 舌を丸めるように

このようにしっかり発音する」のがポイントです。

【飲み込む力をつける体操】

◆開口訓練

1回2セット、朝夕行いましょう。

①ゆっくり大きく口を開けて10秒そのままにする。(無理のない範囲で開けましょう)

②しっかり口を閉じて10秒そのままにする

◆ごっくん体操

①喉ぼとけに手を当ててつばを飲み込み、喉ぼとけが上がることを確認する

②喉に手を当てたまま顎を少し引き、つばを飲んで喉ぼとけを上げ、5秒そのまま保つ。(無理のない秒数で行いましょう)

③息を腹から一気にしっかり吐き出す。

適度な外出や運動をする、家族や友人とのおしゃべりを楽しむ、カラオケで歌う、柔らかいものばかりでなく、歯ごたえのあるものを食べる、など、日々の生活での積み重ねが何よりも大切です。

毎日を楽しみながらオーラルフレイルを防ぎましょう!

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